FTPクライアント「SmartFTP」日本語化と使い方

暗号化通信FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS) で安心安全に

セキュリティに気を使う人はFTPをそのまま使うことに抵抗があるでしょう。標準のFTPではユーザー名やパスワードからファイル転送の内容まで暗号化されず処理されます。そこで必要になってくるのが暗号化通信版のFTP、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS) です。これはサーバーによって対応していたり、してなかったりなので契約しているレンタルサーバーに確認を取る必要があります。ここではFTPSに対応しているエックスサーバーを例に通常のFTP設定になっているものをFTPSに変更する方法を見ていきましょう。なおSmartFTPはFTPSをサポートしていますが、似て非なるSFTPには非対応なのでご注意ください。

右サイドの「☆」マークアイコンをクリック
[写真1] サーバー設定は「お気に入り」として保存されています。ですので、写真の位置にある「☆」マークアイコンをクリックします。
サーバーアイコンを右クリック→プロパティ
[写真2] すると「お気に入り」画面が表示されます。続いて設定を変更したいサーバーのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。
プロパティ→一般→サーバー→プロトコル→FTP over SSL Explicit方式
[写真3] FTPサーバーのプロパティが表示されます。左サイドのツリーから「一般」を選びます。「サーバー」にある「プロトコル」が「FTP(標準)」となっるので、これを「FTP over SSL Explicit方式」に変更します。これで「OK」ボタンを押しましょう。

非常にあっけない設定変更作業です。これでこれからは暗号化通信のFTPSで安心してファイルをアップロード、ダウンロードできるようになります。